当社はBIMに対応した構造設計事務所です。
BIMプログラムの REVIT (AUTODESK社) と ARCHICAD (GRAPHISOFT社) の両方に対応しています。
REVIT または ARCHICAD で計画中のファイルをいただきますと、構造検討を行い躯体情報を REVIT または ARCHICAD ファイルでお返しできます。
BIMに対する当社の取り組みについて、下図の作業フローに示します。
基本的には REVIT と構造計算プログラム SEIN La CREA Premium を用います。構造一般図(伏図、軸組図、断面リスト)は
REVIT で作成します。
ARCHICAD のファイルをいただいた場合は、IFC変換により REVIT ファイルに変換します。変換によって両モデル間に差異が生じる事が有り、その場合はこれを修正する必要があります。
このようにして得られたREVIT意匠モデルに、躯体情報を必要に応じて追記します。これを構造モデルに変換し、これを「構造計算モデルⅠ」とします。
構造モデルの妥当性の検討、部材断面情報・荷重・計算条件等の入力、繰り返し計算を行い、部材断面を決定します。これを「構造計算モデルⅡ」とします。これをREVIT構造モデルに変換し、変換時に生じる差異の修正を行った上で、REVIT構造モデルとしてお返しします。ARCHICAD構造モデルが必要な場合はIFC変換を行い変換差異の修正を行います。
設計変更が生じた場合は、REVITファイルと構造計算モデルとの相互の変換は差分のみを対象として行います。
なお構造モデルでは、部材断面形状そのものではなくこれを包絡する外形で表現する場合があります。
BIMモデルの詳細度の目安は、「官庁営繕事業におけるBIMモデルの作成及び利用に関するガイドライン」(平成27年3月)に準じることを基本とし、お打ち合わせによります。
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